ご存知ですか? 「布団のダニ対策」

家の中で多いのが「ヒョウダニ」「ツメダニ」。

家庭のダニの約7割も占めるのが「ヒョウダニ」。体長は0.1~0.3mmで、刺したり噛んだりすることはないのですが、死骸や糞が呼吸器に入り込んでアレルギーを引き起こす恐れがあります。
ヒョウダニを餌としている「ツメダニ」も増殖してしまいます。

「ヒョウダニ」は、温度20~30℃、湿度60~80%の高温多湿が大好き。布団や枕、絨毯やカーテンにも住み着き、ホコリや人の皮脂・フケ・アカなどのタンパク質を餌にしています。
ダニは年中生息していますが、特に梅雨時期の6月から高温多湿の8月にかけて最も増える時期ですし、涼しくなり始める9月以降は、死骸なども増えるので注意が必要です。

 

対策は?天日干しもダニには効果なし?!

ダニ対策のポイントは、「布団と室内の通気性をよくする」「餌となる皮脂・フケ・アカなどを少なくする」「コインランドリーや布団乾燥機などを利用して高温で死滅させる」の3つ。
朝起きたら布団はそのままにしておく、押入れに入れるのではなく、「ふとん干しスタンド」を利用して通気性をよくしましょう。
朝は室内のホコリも床にたまっていますので、朝、掃除機で布団とともに室内のハウスダストを吸い取るのも効果的です。
また、掃除機で吸っても、ダニはカギ爪があり布団から離れませんが、ダニの死骸や糞、餌となるハウスダスト(皮脂・フケ・アカなど)を少なくできます。

 

布団を天日干ししても、ダニは裏側に回るだけで死滅せず、効果がないと言われています。
しかし、風通しをよくすること、太陽の紫外線に当てることで乾燥させる効果は期待できます。
布団を室内に取り入れる前には、叩かずに、なでるように払って取り入れ、掃除機をかけることでハウスダストも減りますので、ダニの増殖を抑えられます。

最も効果的なのは、コインランドリーの高温乾燥機を利用すること。ダニは、60℃以上で死滅しますので、布団をコインランドリーの高温乾燥機でダニ退治。
使用後は、掃除機で死骸などを吸い取りましょう。

天日干しできないベッドやマットレスの場合も、掃除機をこまめにかけたり、湿度を下げたり、通気性をよくする工夫をしましょう。 薄型のマットレスなら縦にして立てるなど、風通しをよくするか、クリーニング専門店に出すのもいいでしょう。

まとめ

ダニ対策のポイントは、「通気性をよくする」「こまめに掃除」「乾燥機などで高温殺菌」の3つ。 もし、それでも不安な方は、「防ダニ加工」の布団がお勧めです。 防ダニ加工の布団には、ダニが寄りつきにくくなる効果と、ダニを増やしにくくする効果があります。

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