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よくある質問
教えて!ふとんファクトリー!
お客さまから寄せられたご質問やお悩みに、ふとんファクトリーがふとんのプロフェッショナルとしてしっかりとお答えいたします。
羽毛ふとん
ダウンパワーって何ですか?
羽毛原料のふくらみ具合を羽毛1gあたりの体積で示したもの。保温性の目安となる数値であり、数値が高いほど保温性が高いと考えます。
マザーグースとはなんですか?
雛をかえすために冬を越えて飼育されるグースのこと。通常のグースに比べ飼育期間が長いためダウンボールも大きく、より良質な羽毛となり保温性が高いといわれています。
ダックとグースの違いはなんですか?
ダックはアヒル、グースはガチョウという水鳥の種類です。グースの方がダックに比べて体が大きいため、良質な羽毛が取れる傾向にあります。グースの中でもマザーグースはより膨らみが大きく保温性の高い羽毛です。
○○産ダウンと△△ダウンでは、どちらがよい商品なのですか?
羽毛ふとんの良し悪しは、羽毛の産地だけで決まるものではありません。鳥の種類、ダウン率、ダウンパワーといったダウンの品質、詰めもの量、側地の素材、キルトなど様々な要素があります。
羽毛ふとんは丸洗いできますか?
基本的には洗うことを推奨していません。
丸洗いするとしっかり乾かすことができず、匂いの原因になることがあります。また、側生地を傷めて羽毛が吹き出しやすくなることがあります。
羽毛ふとんはタンブル乾燥できますか?
タンブル乾燥は形状変化を起こす原因になりますのでお控えください。
どうしても汚れが気になる場合は、ふとん丸洗い専門のクリーニング業者にご相談ください。
ふとん乾燥機はダニコースなどの高温設定でも使えますか?
問題なく使えます。ふとん乾燥機の温度で影響を受けることはないと考えますが、不安のある場合はふとん乾燥機の取扱説明書をご確認ください。
羽毛ふとんは、どのくらい干せばいいですか?
羽毛ふとんは月に2~3回、夏なら30分、冬なら1時間程度の天日干しをお勧めします。生地を傷めないようカバーを掛けて干してください。
ふとんを干すときはたたいた方がよいのですか?
ふとんを強くたたくと側生地が傷み、中綿の繊維がちぎれてふとんが傷むことになりますので叩かないでください。
羽毛ふとんと電気毛布は併用できますか?
特に問題ありません。
羽毛ふとんでもダニは発生しますか?
羽毛ふとんは、羽毛の精製過程で100℃以上の高熱・除塵・乾燥処理を行っており、ダニや雑菌などは死滅しておりますので新品のふとんの中からダニが発生することはありません。しかし、お部屋等の環境により、ふとんの表面にはダニが付着することもありますので、ふとん専用ノズルの付いた掃除機での吸塵や、カバーを掛けて天日干しするなど、お手入れすることをお勧めします。
羽毛ふとんの寿命はどれぐらいですか?
商品にもよりますが、一般的には10年程度が目安です。
2~3年ごとに、側生地の破れや詰め物の吹き出しがないかチェックしてください。傷みや汚れ、ボリュームの低下がみられましたら買い替えの時期かもしれません。
リフォームはできますか?
羽毛ふとんはリフォームが可能です。ふとんファクトリーではご対応いたしかねますので、リフォーム専用会社にご相談ください。
羽毛ふとんの中に、黒いものが混じっているように見えますが何でしょうか?
羽毛ふとんをよく見ると、生地に黒い斑点が透けて見えることがあります。この黒い斑点は、色つきの羽毛です。茶色や灰色の羽毛が透けて、黒い斑点のように見えているということです。日本羽毛製品協同組合の基準で、色つき羽毛の混入率が1.5%以下であれば「ホワイトダウン」と表示されています。白い羽毛と同じように洗浄されていて保温機能も変わりませんので、品質上での問題は全くありません。
毛布はふとんの上と下どちらがよいですか?
空気層に蓋をするイメージから、毛布を羽毛ふとんの上にかけるほうが暖かいと言われます。毛布の感触が好きという方は布団の下でお使いください。毛布を上にする場合は布団を押しつぶさない軽いものをお勧めします。
購入した羽毛ふとんが暖かくないのですが・・・
暑さ・寒さなどの体感温度は地域や室内環境、個人差など様々な状況により異なります。毛布を併用していただくなど、ご自身の心地よい温かさに調節をしてください。ご不明な点があれば、ふとんファクトリーまでご連絡ください。
羽毛が吹き出してきたのですが、どうすればいいですか?
羽毛の吹き出しを防止するダウンプルーフ加工を施しておりますが、生地の縫い目や、ふとんの機能を高める通気性のある生地を使用しているため、羽毛が吹き出すことがあります。
そのまま引き抜くと羽毛が絡まって更に出てくることがありますので、側生地の内側からつまんで戻し、出ていただ場所を爪の甲で生地の目をつぶすように押してください。
使用年数による側生地の劣化やクリーニングの負荷によっても発生する場合もあります。補修布といわれる衣類のほつれや破れを修理するための布地もありますのでご使用をお勧めします。
羽毛ふとんの臭いが気になるのですが・・・
羽毛は動物性の素材なので、使用初期や湿気がこもった場合に匂いを感じることがあります。陰干しを行なっていただくことで徐々になくなります。また、ふとんの中に籠った空気を入れ替えるため、たたむ際に上から体重をかけて中の空気を押し出すことで匂いが薄まることがあります。4回ほど繰り返って行なってみてください。
ダニ対策はどうすればいいですか?
日頃からのお手入れが大切です。布団専用のノズルがついた掃除機で吸い取ることも対策の1つです。また、カバーを掛けたまま天日干しを行ったり、布団乾燥機を使用したりするなど、湿気を取り除くことも有効です。
圧縮袋に入れても大丈夫ですか?
おすすめできません。圧縮することで詰めものにダメージを与え、元通りに膨らまないことがあります。また圧縮することで側生地が傷み、詰めものが吹き出す原因になることも考えられます。
保管の仕方を教えてください。
保管する時は、陰干しして湿気を取ってから、専用のバッグやシーツなどの布で包みましょう。ビニールやケースに入れて保管すると、蒸れたり臭いがついてしまうことがあります。防虫剤の仕様も進めします。押し入れの上段など湿気の少ない場所で保管してください。
敷ふとん
敷ふとんの寿命はどれくらいですか?
一般的なワタ物の敷き布団の寿命は、2~3年程度と考えられます。お客様のご使用環境などによって異なりますので、へたり、汚れが気になった際のお買い換えをお薦めします。
敷ふとんは洗えますか?
基本的には洗えません。どうしても汚れが気になる場合などは、布団丸洗い専門のクリーニング会社へご相談ください。
ウール敷ふとんに黒いものが混じっていますが、不良品ですか?
羊の毛を刈り取る際に、どうしても枯草等の夾雑物が残ります。また、ウールの毛の中には黒い差し毛も存在します。いずれも品質には問題ありませんので、安心してご使用ください。
フローリングの上に敷ふとんを敷いて寝たらたら、翌朝床に水滴がついていましたがなぜですか?
人は一晩寝ている間に、大人の場合でコップ約1杯分の汗をかくといわれます。汗(湿気)は、掛ふとんや敷ふとんを通して空気中に拡散されますが、フローリングには汗(湿気)を吸収しにくいため、敷き布団との間に水滴となって溜まってしまうことがあります。部屋の温度が低い冬期に多く発生します。
濡れたふとんは、天日干しをして乾燥させてください。敷いたままにしておくとカビの原因になりますのでご注意ください。
カビが生えてしまいましたのですが・・・
消毒用エタノールをしみこませた布で表面をふき取って乾燥させてください。カビ菌が死滅しても、カビの色は残ります。
※処置の際は、ゴム手袋を着用のうえ、換気にご注意ください。また、内側のどこまでカビが浸透しているのかは目視では判断できないため、完全な対処方法ではありません。
カビを未然に防ぎたいですがどうしたらよいでしょうか?
カビ胞子は常に空気中を浮遊しており、①栄養、②温度、③水分(湿気)の条件が揃うと繁殖します。布団の乾燥、室内の掃除、換気をおこなうことが効果的な防止策です。フローリングにふとんを敷く場合は、ふとんとの間に除湿シートを使用したり、すのこを敷いたりすることもおすすめです。こまめに干していただくことが有効です。
マットレス
ラテックスマットレスは、干してもいいですか?
ラテックスは、ダニやホコリが付着しにくく、高い自然抗菌力作用を持つ清潔な素材となります。また、内部は細菌が棲息できない環境です。湿気が気になる場合は、直射日光が当たらない風通しのよい場所で、陰干ししてください。紫外線は劣化の原因となりますので、直射日光や紫外線を発する「ふとん専用掃除機」のご使用はお避けください。
汚れが気になる場合は、水で濡らして固く絞ったタオルで表面を拭き取る程度でOKです。
ラテックス(ゴム)アレルギーがあるのですが、ラテックスマットレスは使用できますか?
ラテックス(ゴム)アレルギーの原因となるアレルゲンなどの水溶性タンパク質は、生産過程での洗浄工程で低タンパク化を行っておりますが、ラテックスを原因とするアレルギーをお持ちの方は、あらかじめ医師ご相談されることをお勧めします。
ウレタンマットレスは、干さなくてもいいと聞きましたが本当ですか?
天日に干す必要はありませんが、お部屋の中の風通しの良いところに立てかけて、湿気を逃がすよう手入れをしてください。「風を通す」ことがポイントです。
ウレタンマットレスは、夏に使うと暑いと聞きましたが本当ですか?
体温の高い方ですと、熱がこもって暑いと感じられる場合がありますが、湿気を通す透湿性がありますのでベタつき感は感じにくいと思います。暑いと感じた場合は、吸湿性のあるシーツやパッドを併用いただくことで緩和されます。
ウレタンを包んでいる生地は洗えますか?
商品によって異なります。ファスナーを開けた内側に縫いこまれている品質表示ラベルに記載された洗濯表示をご確認ください。洗濯可能の表示の場合は、表示通りの方法でお洗濯いただけます。
ウレタンマットレスの匂いが気になります。
ウレタンフォームの素材臭がすることがありますが、その場合は風通しの良い場所で干すことをお勧めします。
ウレタンを包んでいる生地を外してみたら、ウレタンが黄色っぽく変色していました。不良品ではないですか?
空気に触れると変色するというウレタンの性質上やむを得ないものです。不良ではく、使用上や機能上にも問題はありません。
ウレタンマットレスの裏面にカビが生えました。どうすればいいですか?
側地だけにカビが生えている場合は、表示通りのお洗濯、または消毒用アルコール(エタノール)をしみこませた布で表面をふき取り、乾燥させてください。※その際はゴム手袋を着用のうえ、換気にご注意ください。
ウレタンにもカビが生えている場合、ウレタンは洗えませんので消毒用アルコール(エタノール)をしみこませた布で表面をふき取り、乾燥させていただくか、布団丸洗い専門のクリーニング業者へご相談ください。ただしカビの色素は残ります。
ウレタンマットレスを干したいのですが、どうすれば良いですか?
床と接する面に湿気がこもりやすいため、起床されたら壁などに立てかけていただき、床とマットレスが接する面が空気に触れるようにしてください。陰干しや布団乾燥機(60℃程度まで)の使用もお勧めです。直射日光はウレタンを劣化させるため、お避けください。
干す頻度はどれぐらいでしょうか?
睡眠中の汗などは全て下に落ちていき、裏面に湿気が溜まります。裏面が湿った状態が続くとカビの原因になりますので、できるだけ頻繁に(できれば毎日)室内に立てかけて、裏面の湿気を飛ばしてください。
ベッドパッド
べッドパッドの選び方を教えてください。
ベッドパッドはベッド用マットレスを保護し、体から出る汗を吸う機能をもつもので、ふとんファクトリーのベッドパッドは主な素材として「ポリエステルわた」「ウールわた」の2タイプあります。
ポリエステルわたが優れているのは合繊素材特有の洗濯後に乾きやすい点です。また、羊の毛を使用しているウールわたは吸湿性・放散性に優れているのが特長です。それぞれのパッドの特徴を理解して、合わせてお選びいただくことをお勧めします。
ベッドパッドと敷きパッドの違いは何ですか?
ベッドパッドは体から出る汗を吸う機能をもつもので、ベッドマットレスの保護を目的としています。敷きパッドは一般の敷き布団にも対応できる商品で、シーツの代わりにもなる商品です。
ウールパッドに黒いものが混じっていますが、不良品ですか?
羊の毛を刈り取る際に、どうしても枯草等の夾雑物が残ります。また、ウールの毛の中には黒い差し毛も存在します。いずれも品質には問題ありませんので、安心してご使用ください。
快適な睡眠について
起きると肩や腰が痛いのですがなぜでしょう?
睡眠時も肩周辺の筋肉を動かしやすくし、寝返りを打ちやすくすることが大切です。また、睡眠時も腰をサポートするような寝具が必要です。
自分に合った高さの枕と、自分に合った硬さの敷ふとん(マットレス)を選ぶことが大切です。症状が悪い場合は病院に行き、診察してもらいましょう。
主人のいびきがひどいのですが対処法は?
鼻や口から吸いこまれた空気は、通常はスムーズに肺まで運ばれますが、空気の通り道(気道)が狭くなると、乱気流が起こっていびきになります。いびきの原因は様々あって肉体や精神的な疲れ、むくみ、肥満などが原因と言われています。いびきは横向きに眠ることで気道を確保しやすくなるため、寝返りの打ちやすいまくらや十分な気道を確保できるまくらを選ぶことが大切です。
暑くて眠れなかったり、寒くて眠れなかったりする時の対処法は?
暑くて眠れない原因の一つは、大量に汗をかくためです。寝床の温度の理想は32度、湿度50%の数値が理想的と言われています。
また、冬は必要以上に着込みすぎて、体温を放出できずに汗をかく場合があります。年間を通じて、季節の環境変化に対応した理想の寝床環境づくりをしましょう。
なかなか寝付けないのですが、どうすればいいでしょうか?
体温が下がると入眠もしやすくなりますので、睡眠前にお風呂などで身体を温めることをお勧めします。
気持ちよく眠るための方法を教えてください。
快適な睡眠には「光」「音」「香り」が効果的だと言われています。まず、強い光は脳が覚醒してしまうため、おやすみ前はなるべく避けましょう。そして、快適な眠りには40db以下の静かな環境をつくる工夫が大切です。図書館の静けさが約40dbです。さらに、ハーブなど植物の芳香成分を利用することも快適な眠りをサポートするために有効です。