ふとんコラム

2020年12月25日

羽毛布団の選び方

羽毛布団の選び方

羽毛ふとんとは

布団の中身が水鳥のダウンを使用していて

ダウンが50%以上使われている布団のことです。

ダウンが50%未満の布団は羽根布団といいます。

ダウンとは軸のないボール状の「わた毛」のことです。

フェザーとは軸のある「羽根」のことです。

価格の違いについて

1.鳥の種類

2.ダウンの混率

3.ダウンの質

4.ダウンの量

5.布団に使われている生地

6.布団の構造

これらの違いによって価格は変わります。

鳥の種類について

グース(がちょう)とダック(かも)があります。

グースはダックより体長が大きく、ダウンも大きいです。

そのため同じダウンの混率でもグースの布団の方がボリュームがでます。

ダウンの混率について

ダウンの混率が高いほど軽くてボリュームがある布団になります。

フェザーが多くなると重くてボリュームのない布団になります。

ダウンの質について

同じダウンの混率でもダウンの質によってボリュームが変わってきます。

寒い地方で育った水鳥の方がダウンは大きくなります。

また、水鳥の飼育期間によってもダウンの大きさは変わります。

その質の違いをダウンパワーで比較することができます。

ダウンパワー数値が高いほど、ダウンボールが大きく丈夫です。

ダウンの量について

1枚の布団に使われる羽毛の量によって、同じ混率、同じ質によって

ボリュームや価格が変わります。

ただし多く入れれば良いというものでもありません

布団に使われている生地について

主に綿、ポリエステル、レーヨン、シルクなどが使われています。

それらの混率や織り方によってやわらかさ(ドレープ性)や軽さが変わり、

価格に影響します。

布団の構造について

主に羽毛布団の構造は平キルト、立体キルト、二層式キルトがあります。

平キルトはキルト部分に羽毛がなく、保温性が低くなります。

また、羽毛の量も多くすることができません。

夏用のダウンケットに使われいることが多いです。

立体キルトはキルト部分にマチをつけることで保温性を高くしています。

一般的な羽毛布団はこの立体キルトです。

二層式キルトは上下のマチ部分をずらすことで立体キルトよりも保温性を高くしています。

質の高いダウンをたくさん使用しても均一なボリュームとなり、体にフィットするため、高級な羽毛布団に使用されることが多いです。

まとめ

これらの違いを総合的に判断して自分に合った羽毛布団を選びましょう。

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